【動弁系①】ピストン
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今回は前回の深堀!!
動弁系のひとつであるピストンについて説明していきたいと思います。
ピストンは、混合気の燃焼で生まれた熱エネルギーによって往復運動を行い、動力を生み出しています。
普通の車であればエンジンの回転数が4000〜8000rpmである。
その場合ピストンは1分間に4000〜8000回往復していることになる。
ピストンはこうした環境でも摩擦や高温に耐えられる強度が必要となる。
以前は鋳鉄製のものが多かったが、今では軽量で丈夫なアルミニウム合金が使われていることが多い。
また、軽量化を図るためにピストン内部は空洞になっている。
また、ピストン周囲には溝が刻まれている。
それを「ピストンリング」といって、この細い溝がシリンダーから燃焼ガスが下部に漏れないようにしている。
このピストン見た目はただの金属の塊だが、その構造・形になった意味さえわかると感動すら覚える。
今日もどこかで職人さん達がひとつひとつ作ってるのだろう。
以前書いたように動弁系は人間で言う心臓と同じようなもの。
ピストンは、車が動くのに大変重要な役割をになっているのです。
職人さんに感謝です。
では今回はこの辺で!!